検索結果には表のエクスポート機能があると書かれています。ところがマニュアルには表のインポートしか載っていません。AI はこの二つの言葉をなめらかにつなぎ、もっともらしい回答に仕上げることができます。肝心の機能を裏付ける証拠がどこにもないにもかかわらずです。調査用アプリケーションが本当に役立つかどうかは、まさにこの目立たない一点、つまり見つけたリンクから実際に読んだ情報源へ進む段階で明らかになります。
同社の 2026年十月17日付の変更履歴によると、DeepSeek は検索インターフェースを開発者向けに公開しました。 Search と Fetch に関するガイド では、構造化された検索結果と、単一のウェブページを Markdown として取得する処理とが区別されています。これにより、重要な役割分担を明示的にプログラムできるようになります。
二つの呼び出し、二種類の知識
検索結果は、まず何かが見つかりそうな場所を示す手がかりにすぎません。タイトル、アドレス、要約は選択の助けになります。一方、取得したページの内容は、個々の主張を照合するための材料です。とはいえ、それさえ自動的に正しい答えになるわけではありません。ページの情報が古かったり、別の料金プランについて書かれていたり、重要な制限事項が含まれていたりすることがあるからです。
そのため、エージェントにとっては中間状態を設けることに意味があります。見つけた候補をすぐに確認済みとして扱うべきではありませんし、次のプロンプトの中に埋もれさせてしまうべきでもありません。代わりに、質問、情報源の該当箇所、検証状況をそれぞれ分けて保存してください。そうすれば、ある結果がなぜ除外されたのか、ある記述がなぜより限定的な表現になったのかを、後から説明できます。
期待される答えがわかっている、実際に試せる実験
手軽な出発点として、このインターフェースをその公式ドキュメントを使って調べることができます。count が指定されていない場合、Search はいくつの結果を使うのでしょうか。ガイドを開くと、既定値は十件と書かれています。これで、未知の製品機能を評価しなくても、元の情報源に基づく目標値が得られます。
この質問で、api-docs.deepseek.com に限定して検索してください。適切な一次情報の結果を選び、Fetch で取得して、内容の中から count フィールドの説明を探します。周辺の記述も読んでください。既定値と、許容される値の範囲とでは、答えている質問が異なります。一般的なトップページのアドレスを添えるだけで済ませず、具体的な該当箇所を記録してください。
最初の実行では、複雑なエージェントループは必要ありません。ガイドに記載された呼び出しを一つずつ実行し、その結果を意識的に比較すればよいのです。アクセスや料金の有無は外部のプロバイダー側の問題です。この記事は実験の内容を説明するものであり、本稿のためにそうした API の実行は行っていません。
飾りとしての出典リンクではなく、証拠カードを
独自の調査用アプリケーションでは、たとえば検証済みの状態を次のように保存できます。この値は説明用のデータスキーマであり、ここで生成された API レスポンスではありません。
{
"frage": "Which count applies if none is given?",
"quelle": "https://api-docs.deepseek.com/guides/search/",
"gepruefter_wert": 10,
"status": "an_originalquelle_zu_pruefen",
"einschraenkung": "The default is not the maximum value"
}
実際の実装では、取得日と短い本文の抜粋を加えてください。そのうえでテスト用の質問を変えます。要求できる結果の最大数はいくつでしょうか。同じ段落には別の記述も含まれており、答えはそれに応じて変わらなければなりません。AI が十件のままで答え続けるなら、単に前の答えを使い回しているだけかもしれません。
この二回目の試行では、興味深い性質を確かめられます。そのプロセスは、記述を本当に質問と結び付けられているでしょうか。きれいに並んだ出典の一覧だけでは、それは示せません。肝心の箇所が取得した内容にまったく含まれていないのであれば、ページタイトルが一致しているだけでも不十分です。
証拠の連鎖が途切れたとき
取得できない結果は未検証のままです。探している箇所が含まれていないページは不十分なままです。矛盾する二つのバージョンがある場合は、どちらが該当するのかを明らかにする必要があります。こうした状態をデータモデルの中に用意しておけば、エージェントは欠けた材料からなめらかな回答を作り上げる代わりに、その状態を名指しできます。
第三者のページの内容も、あくまで情報源の材料として扱ってください。その中にアシスタント向けの指示が含まれていても、元の調査タスクが変わるわけではありません。次の行動は、あなたのタスクと、あなたが許可したツールに基づいて決まります。
つまり、本当の進歩は目に見える連鎖にあります。質問をする、候補を見つける、内容を読む、記述を限定する、という流れです。DeepSeek のインターフェースは、そのための二つの構成要素を提供しています。結果がどれほど堅牢になるかは、両者のつなぎ方次第です。
出典と情報の時点
出典は2026年十月25日時点のものです。 DeepSeek 変更履歴 — 2026-10-17 · Search & Fetch。

